介護をしてる人、これからする人へ。その1、介護、介助、転倒とは
介護とは、何かしらを介して、護ることで、日常生活を送ることが困難な高齢者に対して、ご本人様の意思を尊重しながら、自立を支援することです。
また、「介助」という言葉がございます。
介助とは、そばに付き添って動作などを手助けすること。
つまり、日常生活動作(ADL)が困難な方の支援を行い、生活の質(QOL)の向上を助けることを目的としています。
これは予防医学や治未病といった考え方に似ているかも知れません。
介護をしていく上で本人、介護者が最も気を付けていくように考えること。それは、、、
「転倒」です!
このような経験はないでしょうか?
医療従事者、介護者から「転ばないように気をつけてくださいね!」と言われる経験です。
これは、転倒という事柄に対して、大なり小なりの今後のデメリットが想像しやすいからだと思われます。
転倒による、大腿骨骨折、圧迫骨折、手首や肘の骨折、硬膜下血腫、炎症や疼痛など様々なことが起こりうる可能性が見えてしまうのだと思います。
健康長寿ネットでは下記のような調査結果が発表されております。
◉国民生活基礎調査では、「骨折・転倒」は2001~2016年において9.3~12.1%を占めております。
◉人口動態統計調査では、死亡届による「不慮の事故死」は41,238人で、そのうちの9,645人(23.4%)が「転倒・転落・墜落」の死亡に繋がっているようです。また、「転倒・転落・墜落」による死亡の要因としては、スリップ、つまずき、よろめきによる同一平面上での転倒が86.7%と最も多い数値を示しています。
◉東京消防庁の救急搬送データから見る高齢者の転倒発生場所の調査結果では、、、
第1位 居室、寝室
第2位 玄関、勝手口
第3位 廊下、縁側
第4位 トイレ、洗面所
第5位 台所、調理場、ダイニング
◉東京消防庁の65歳以上の転倒者は、頭部の外傷が34.3%と最も多く、次いで、下肢24.6%、顔面17.9%、体幹13.8%であった。頭部や顔面外傷の場合は8割が軽症の挫創や挫傷であるが、骨折、特に下肢の骨折の場合には8割近くが入院を必要とする重症と判断されていた。重篤な頭蓋内出血(0.7%)、脊髄損傷(0.4%)も見られるが、骨折が30.8%と最も多かった。
と、記されております。
引用:tento-kossetsuyobo-torikumi.html
上記のような調査結果を見ると、より転倒への恐怖意識が高まってしまうかと思いますが、予防的に防いでいくことがより健康寿命を伸ばす礎となります。
この時、多くの方は、、、
いつ、どこで、どうやって転んだのか?
転倒に至るまでの経緯や原因を考えることを疎かにしてしまうと再び似たようなシーンで転ばないようにしたり、転倒の危険があることを察知することができなくなってしまいます。
そのため、人がどうしたら転倒するのかをまず知り、理解することが予防、そして介助者の1歩目になります。
次回は、転倒のメカニズムについてお伝えしたいと思います。
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